本気!(36)

本気の盾になり撃たれた次郎。
市川先生の芸術的手術により一命をとりとめたが、まだ安心できる状態ではない。
そんな時、大阪の天組にケンカをしかける組が現れた。
本気は義理のため、次郎を置いて大阪へと向かった。相手は風組系の地組とわかったが、組長は姿を隠し正体がつかめない。本気はバックに大物(長野!?)が潜んでいると察知し、戦争が大きくなる前に最強軍団を動かし一気に地組をつぶした。
次郎も元気になり、一行は平河内のいる伊豆へ…!?長野は本気をつぶすため、今度は風組破門中の小田切をつかってきた。
小田切は本気と縁のある九十九組に目をつけ、ちょっかいを出し始めた。危なくなった九十九組は本気に助けを求める。
そのとき小田切の処分について緊急草書会議が開かれることになったが、本気は会議に出ず、九十九組へ向かい、なんなく小田切達をつぶしてしまった。
その後決まった会議の決定事項は本気に小田切をつぶさせる事だった。渚に戻った本気。
だが翌朝、本気は眠ったままに…!?ついに総長や次郎が本気の病を知った。
総長は風組組員に骨髄バンクに登録し、ドナーになるよう勧めた。
その結果、本気とは適合しなかったが、豊海組の良二が手術する事になった。
その頃、渚ではギンジと夏がバイクに憧れ、スクーターの窃盗事件を起こしてしまう。
その事もあって次郎が二人にバイクを買い与えたら、二人は地元の暴走族渚愚蓮隊に入ってしまった。
いつのまにか大人になっている子供たちを本気は陰であたたかく見守るが…!?長野とパイプのある佐渡の雷音組が新組長の襲名披露に本気を招待してきた。
同時に招待された風の総長が行けなく、本気は総長の代参として佐渡へ渡った。
そこで初めて本気と会った雷音組組長は本気に恐怖し、今のうちにつぶそうと鉄砲玉を送り込む。
だが、気志団の活躍で未然に防ぐ事ができた。
その失敗に怒った雷音組組長は第2の鉄砲玉を送り込む。
その頃渚では、暴走族風車の残党が豊海組に逃げ込み、ギンジや夏のいる渚愚蓮隊に仕返ししようと…!?本気に恐怖した雷音組組長は今のうちにつぶそうとしつこく鉄砲玉を送り込んできた。
だが、気志団の活躍ですべて失敗に終わる。
それに怒った雷音組組長は新潟に本拠地をおく幹部古宮を送り込んできた。
だが本気と出逢った小宮は狙う相手が違う事を感じ、本気と兄弟分の盃をかわして帰っていった。
その夜、小宮との出逢いの安堵を感じたまま本気は吐血して倒れた。
すでにカウントダウンに入っていた本気の病。
次に発作を起こしたら最後と告げられる。
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