五雑組(6)

中国の森羅万象を軽妙な筆致でつづる明代の随筆集。
天・地・人・物・事の5部からなり、古今の文献や著者の豊富な見聞をもとに透徹した観察眼で記述する。
第6巻では、日本人にも馴染みぶかい茶・書道など、物部下巻を収める。
万巻の書物をひもとくより、たったひとつの逸話から、人物、事件の実相が浮かびあがることがある。
渡辺崋山、藤田東湖、岡本花亭、川路聖謨ら、各界の人士が語る珠玉のエピソード1141話。
第2巻は、491話を収録。
総索引を付す。
一般民衆の歌謡である「国風」、それにつづいて貴族社会で舞楽に用いられた「雅」と、宮廷で静かに歌われた「頌」。
第1巻には、古代歌謡である詩経305編のうち、145編の流麗な訳とその詳細な注を収める。
「洋洋乎として耳に盈(み)つる」中国最古の詩篇。
第2巻には、「国風」と「小雅」のあとをうけて、「大雅」「周頌」「魯頌」「商頌」から160編を収める。
白川博士の志業の一つ、詩経の全訳注が完結。
第二次世界大戦下の時流にのる「官版」を排し、「時代離れのした忙中の閑談」を謳う「閑板」を掲げて、書物・雑誌の迷宮を縦横に駆けめぐる。
“明治物の書痴三尊の第一”といわれる斎藤昌三の代表作。
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