少年よラケットを抱け(3)

雪辱を果たすため、再度マコトに挑戦状をたたきつけた古賀大志。
特訓の成果があらわれて、マコトを追い詰め優勢になる。
このままボクシング部になってしまうのか? 焦るテニス部員たちは必死で声援を送るが、野生児のように飛び跳ねる大志は次々とスーパーショットをくり出して……。
存続危うし男子テニス部!マコトとの試合で予想外のプレーをみせる大志。
お互いボロボロになりながら試合は続く。
大志のめちゃくちゃなフォームから放たれるサーブは予測不可能。
マコトは苦しみながらも必死にボールを追いかける。
力みだして徐々にペースを崩す大志を一気に追い込もうかとした矢先、マコトにアクシデントが!!部の存続を賭けた試合で見事、マコトに勝利した大志。
これでボクシング部かとがっかりしていたテニス部員たちだったが、大志は彼らに最後のケジメとして県大会出場のチャンスを与えた。
大会会場に着いても、試合そっちのけで居眠りする大志。
しかし、ふがいない部員たちを見ているとだんだんと燃えてきて……。
大会第3シードの強豪ペアは、様々なテクニックで初心者の大志を翻弄する。
しかし、スポンジのように次々と技を吸収する大志に、敵も味方も驚きの連続。
誰も見たことのない強力トップスピンが威力を発揮し、ペースを掴むと試合は一気に押せ押せムード。
勝負はほぼ互角に。
果たして試合の流れはどちらに……。
大志の超トップスピンサーブは堀ノ内のガットを打ち破るほどの威力! 堀ノ内にそのサーブを攻略されてからも、かたくなにサービースエースにこだわる大志を見てチームメイトは不安顔。
しかし、当の大志は「ボディブロー打ってんだよ」と自信満々に言うのだが……。
迎えた第3セットは堀ノ内のサーブ。
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